鶏飯は、もともと奄美大島の旧笠利地区でヤマシギやシロハラなどの野鳥の肉を具材にして食べられていましたが、後に鶏肉が使われるようになりました。現在の鶏飯は、「みなとや」の前身の旅館(同名)で誕生したもので、1968年に皇太子・明仁親王、美智子妃殿下(当時)が来島された際に召し上がり、あまりのおいしさにおかわりをされたというエピソードも残っています。