「なまはげ」とは、秋田県男鹿半島のほぼ全域で行われる行事。また、ワラで作った衣装と面を身に付けた神の使いを指します。その正確な発祥は不明。民間伝承でいろんな説がありますが、その昔、漢の武帝が連れてきた5匹の鬼が起源とも言われています。年に一度、大晦日の夜に「怠け者はいねが。泣く子はいねが」と言いながら地域を練り歩き、各家庭を巡って悪事に訓戒を与え、厄災を払い、豊作や豊漁、吉事をもたらします。1978年には国重要無形民俗文化財に指定されています。