日本では古来より、民間信仰において人間の日常生活や自然界の摂理など、神羅万象すべてに神の存在を見出す「八百万(やおよろず)の神」の思想が根付いています。その神の中でも、否定的に捉えられた現象や存在が「妖怪」になるとされてきました。しかし、もともと人間の近くにいたものばかりなので、人間らしさも感じられるといった魅力もあります。