古くから厳しい寒さの中で暮らす人々の体を温めてきた秋田の温泉。この季節ならではの滋味あふれる郷土料理にも舌鼓。
今回の2泊3日の旅は「冬の秋田」。本格的な寒さが到来するこの季節。全国でも名だたる温泉郷が点在する秋田県で、湯めぐりと郷土の美味を訪ねます。
“秋田グルメ”の代表の一つ、稲庭うどんでまずは旅の腹ごしらえ。盛りや、冷温のかけはもちろん、季節のメニューが豊富なのも、うどんならではの魅力。地元で食べる稲庭うどんは格別のおいしさですが、乾麺なのでお土産にもぜひどうぞ。
お腹が満たされたら、「なまはげ」に会いに男鹿半島へ。巨大なまはげが見えてきたら、そこが男鹿市の入口です。15メートルもある2体の姿は圧巻!近くには男鹿総合観光案内所があり、休憩もできます。
なまはげの歴史や行事、しきたりなど、なまはげがまるごとわかる資料館。男鹿市のさまざまな地域で使われていた100体以上のなまはげ面が展示されている様子は迫力満点で、必見です。お面とワラで作った衣装を付けて記念撮影できる変身コーナーも、ぜひ体験を!
本来、地元の人以外はなかなか見ることができなかった「なまはげ」の行事を体験できる施設。男鹿地方ならではの建築様式「曲家(まがりや)」の民家で行われます。ガイドの方が、行事の流れをわかりやすく説明してくれます。
(左上)きのこの佃煮
(左下)きりたんぽ鍋
(右)はたはたの姿焼き
山海の幸があふれる秋田の料理が特に輝くのは、何と言っても秋から冬にかけて。食材一つひとつのおいしさはもちろん、寒い夜にうれしい滋味豊かなきりたんぽ鍋の湯気まで、心と体に沁みていきます。お供はやっぱり日本酒。秋田は米どころ。だから日本酒も絶品です。
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