温暖な瀬戸内気候で山海の幸に恵まれ、深い歴史も持つ小豆島。その魅力をあますことなく満喫しましょう。
今回の2泊3日の旅は「おだやかな瀬戸内の春を楽しむ小豆島」。陽射しがやわらかくなり、春の足音も聞こえ始めたこの季節。瀬戸内海に浮かぶ小豆島を、ゆっくりめぐってみませんか。豊かな山海の恵みが生んだ美味や風景、この島ならではの歴史もたっぷりご紹介します。
小豆島のメイン港・土庄港に到着したら、まずは軽くお腹を満たしましょう。405CAFEは、地元のおいしいパン屋さんのバンズを使ったサンドをはじめ、オーガニック栽培の豆を使ったコーヒー、自家製スイーツなどが楽しめます。2階にはお土産にもおすすめの雑貨や本が並ぶ「迷路のまちの本屋さん」があります。
世界一狭い海峡としてギネスブックの認定も受けている「土渕(どふち)海峡」。全長2.5km、最大幅400m、最小幅9.93mです。海峡には3つの橋が架かり、海峡幅がもっとも狭い場所に架かるのは「永代橋」。海峡の横にある土庄町役場では、横断証明書(100円)も発行しています。
古い民家などの建物を生かした「妖怪美術館」は、日本の妖怪をテーマにしたアートミュージアム。4つの館にわかれ、それぞれに作品が展示されています。スタンプラリーも設置されており、全施設を回って押すと、1つの絵が浮かび上がるようになっています。
土庄の町は、中世(11~16世紀頃)に瀬戸内海で力をふるった海賊の侵入を防ぐため、また南北朝時代の戦乱に備えて、町中の路地を迷路のように入り組ませて造りました。古い家屋や石積みの塀も大切に残されており、散策すればまるでタイムスリップしたような感覚になります。
潮の満ち引きによって現れたり消えたりする砂の道(トンボロ現象という)。別名「天使の散歩道」と言われています。引き潮の時には、小豆島のすぐ横の弁天島から先の島々(余島)までつながります。神秘的な現象ゆえに、「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」といういわれも。弁天島の小高い丘には「約束の丘展望台」があり、永遠の愛を誓い合う恋人たちのための鐘が鳴らせる、ロマンチックなスポットです。
小豆島を訪れたなら必ず立ち寄りたいお店。魚介はもちろん、小豆島産にこだわった新鮮な食材は、ご主人の手で上品かつ滋味深い料理へと姿を変えます。夜は3つのコースから選べ、その日一番の食材を使った料理が味わえます。
エンジェルロードを眼下に見下ろす、全室オーシャンビューのホテル。大きく切り取られた客室の窓からは、瀬戸内の他島美も眺めることができます。絶景が楽しめる温泉・露天風呂や、山海の幸が満喫できるお料理も自慢の宿です。
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